さきほど、らるりんたす公式ブログにてはじめての記事を執筆いたしました。
https://lalulintas.net/blog/diary/nchiba/1832/
郵趣、なかでも消印についての紹介記事です。コロナ禍で旅行はおろか外出も満足にできないご時世ですが、在宅でもかんたんに楽しめる郵趣は今の時期ぴったり。多くの人々に郵便の面白さや奥深さが伝わるとうれしいです!

さて、公式ブログ内でも触れましたが、消印集めにはわざわざ郵便局に出向かなくてもできる裏ワザが存在します。それが郵頼というサービスです。簡単に言えば、消印押印を受けたいものを郵便局に直接郵送して、送り返してもらうシステムです。消印は、切手さえ貼られていれば郵送の有無を問わず、ハガキや封筒だけでなく、ノートにも色紙にも、木材にだって押してもらうことが可能です。押してほしいものに切手を貼り付けて、郵頼を出してみましょう。

郵頼には2種類あります。記念押印引受押印です。これは郵頼だけでなく、直接郵便局の窓口に持ち込む場合も同様です。
記念押印...消印を押してもらった後は郵送せず、そのまま持ち帰ること
引受押印...消印を押してもらい、そのまま郵便物として郵送してもらうこと
したがって、郵頼の際にもしっかり指定する必要があります。

それではさっそく郵頼の手順を紹介していきます!

まず必要なのは、上にも書いた「押印を受けたいもの」です。何でも可能ですが、貼る切手の料金に注意です。
引受押印にする場合、押印後郵便物として郵送してもらうわけですから、当然それに見合った料金の切手が必要です。はがきなら63円でいいのですが、木材など大型のものになると、定形外郵便扱いになるためそのサイズや重さによって料金が変わります。日本郵便のサイトで確認しておくとよいでしょう。https://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_price.html 
消印をただ押してもらうだけの記念押印の場合には、切手の料金は63円でよいとされています。


さらに、必要不可欠なのが「押印依頼書」です。これは押印内容など、局員さんが必要な情報をまとめたメモです。むずかしそうですが、必要な内容が満たされていれば問題ありません。

①記念押印か、引受押印か......前述の通り、2種類のサービスがあります。

②何の消印を押してほしいか.......らるりんたす公式ブログのほうで紹介したように、和文・欧文・風景など、様々な消印があります。和文印はどんな郵便局にも必ずありますが、風景印などは設備のない局もありますのでちょっと注意です。

③消印の日付......郵頼の良いところは、日付を指定できることです。もちろん過去の日付は無理ですが、1-2週間くらい後の消印でもお願いすることが可能です。郵頼の場合、到着まで時間がかかるので余裕を持って出すようにしましょう。

④消印の時刻......時間帯も指定できます。ただし、その郵便局の営業している時間帯に限られます。日本の現在の消印では、0-8(早朝)、8-12(午前)、12-18(午後)、18-24(夜間)の時間帯が刻印されています。

⑤押印位置......切手にかかっていれば、消印をどのあたりに押すかも対応いただけます。イラストなどを描いておくとわかりやすくミス防止になります。

⑥依頼人の名前、住所、連絡先......記念押印の場合、返送に必要です。また、何かあったときの連絡を受けるためにも記載しましょう。

長々と書いてしまいましたが、これくらいのことが書かれていればまず大丈夫かと思います。
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すべてをまとめるとこのような形になります。書き方の例としてご参照下さい。

また、記念押印の場合は「返信用封筒」も必要です。返送時に使うので、切手を貼っておきましょう。宛先(自分の住所と名)も書いておくと局員さんの負担を軽くできます。

すべてがそろったら、大きめの封筒につめこみます。
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あとは切手を貼り、宛先となる郵便局の住所と局名を書き込みます。消印押印を受けたいということがすぐわかるように、「郵頼在中」など書いておくとよいかもしれません。

すべてが終わったら、郵便局窓口やポストに投函します。記念押印の場合、押印後3-4日くらいで返送されてきますので楽しみに待ちましょう。
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消印集めの手段のひとつ、郵頼。
郵便の世界は、思っているよりずっと深いものなのです。
郵趣に少しでも興味をもっていただければうれしいです。

R2.5.2
Amano